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日本で働く5年間の軌跡:外国人のプログラマーの視点から

2025/04/25 [FRI.] By タン
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皆さん、こんにちは。
プログラマーのタンです。ファーストのシステム開発チームで働いている外国人です。 今回は、日本で5年間働いてきた経験を、少しだけ共有したいと思います。

異文化との出会い

日本の職場文化は、規律、責任感、そしてお互いを尊重することに特徴があると思います。でも、実際に働いてみて初めて、それらの価値の深さを実感しました。
最初のころは、細かい部分まで真剣に取り組む姿勢や、ひとつひとつの作業への慎重さ、そしてみんなが共通の目標を理解するために行われる長い会議に、正直とまどうこともありました。 でも、それが落ち込む理由にはならず、逆にもっと頑張ろうという気持ちにつながりました。相手の話を丁寧に聞くこと、気配りのあるコミュニケーションをとること、そして何より、チームとしてうまく協力して働くことの大切さを学びました。それは、仕事が順調に進む理由の一つだと信じています。

同僚との心温まる交流

言葉や文化、考え方の違いはありましたが、孤立を感じたことは一度もありません。反対に、いつも尊敬と温かい気持ちで迎え入れてもらいました。同僚は根気強く私に教えてくれますし、私の話にも耳を傾けてくれます。一緒に難しい問題を乗り越えたり、食べに行ったり、飲みに行ったり、人生について語り合ったりすることもありました。そういったささいな時間も、大切な思い出です。

困難を乗り越えて学んだこと

疲れたり、不安になったり、「もう無理かもしれない」と思うこともありました。
でも、そういう時こそ、私は忍耐力やあきらめない心を学びました。 それは、まわりの同僚たちが自然に見せてくれた姿から感じたものです。 そして、どんな環境であっても、スキルだけじゃなくて、前向きな気持ちと柔軟な考え方、そして学び続ける姿勢がとても大事なんだと気づきました。

振り返って思うこと

この5年間で、私は自分の仕事がもっと好きになったし、人としても成長できたと思います。
もし、これから日本で働こうと考えている人がいるなら、私はこう伝えたいです。 「ぜひ、一歩踏み出してみてください」
たしかに、楽な道ではないかもしれません。 でも、その一歩一歩が、自分を成長させてくれると思います。
そしていつか、私のように「この経験があってよかった」と、心から思える日が来るはずです。

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